2.食事療法
腎疾患の食事療法では,腎機能低下の程度と蛋白尿の程度により,たんぱく質と食塩,カリウム,リン摂取量を「慢性腎臓病に対する食事療法基準2007年版(日本腎臓学会)」に則って適応する.また総エネルギー必要量は性別,年齢,身体活動レベルにより推定し,患者の体重変化を観察しながら調整を加える.食事指導を有効に生かすためには,medical professionalsによるチーム医療体制が必須であり,患者に対し,繰り返し反復した指導ができる診療システムを構築することが重要である....
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Published in | 日本内科学会雑誌 Vol. 97; no. 5; pp. 1002 - 1007 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本内科学会
2008
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Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0021-5384 1883-2083 |
DOI | 10.2169/naika.97.1002 |
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Summary: | 腎疾患の食事療法では,腎機能低下の程度と蛋白尿の程度により,たんぱく質と食塩,カリウム,リン摂取量を「慢性腎臓病に対する食事療法基準2007年版(日本腎臓学会)」に則って適応する.また総エネルギー必要量は性別,年齢,身体活動レベルにより推定し,患者の体重変化を観察しながら調整を加える.食事指導を有効に生かすためには,medical professionalsによるチーム医療体制が必須であり,患者に対し,繰り返し反復した指導ができる診療システムを構築することが重要である. |
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ISSN: | 0021-5384 1883-2083 |
DOI: | 10.2169/naika.97.1002 |