踏圧時期が小麦の生育、収量に及ぼす影響

小麦の生産安定のためには、冬期の生育量確保や入梅前の収穫が重要で、早播きや早生品種の導入は有効な手段であるものの、暖冬年には凍霜害が発生しやすい。このような栽培では踏圧が重要な管理技術であるが、暖冬年には播性の低い早生品種は節間伸長開始時期が非常に早く、踏圧時期の指導を行う上で、暦日と生育ステージの進度が必ずしも合わず、適切な管理基準の策定が必要である。...

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Published in日本作物学会中国支部研究集録 Vol. 40; pp. 52 - 53
Main Authors 中司, 祐典, 藤岡, 正美, 小林, 行高, 齋藤, 康正
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本作物学会中国支部 1999
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Summary:小麦の生産安定のためには、冬期の生育量確保や入梅前の収穫が重要で、早播きや早生品種の導入は有効な手段であるものの、暖冬年には凍霜害が発生しやすい。このような栽培では踏圧が重要な管理技術であるが、暖冬年には播性の低い早生品種は節間伸長開始時期が非常に早く、踏圧時期の指導を行う上で、暦日と生育ステージの進度が必ずしも合わず、適切な管理基準の策定が必要である。
ISSN:0913-4670
2433-2968
DOI:10.24536/cssjchugoku.40.0_52