任意に配置した複数のレンジセンサとディジタルカメラを用いた実物体の計算機合成ホログラム

本研究では,複数のレンジセンサとディジタルカメラから実物体のCGHを生成する手法を提案する.提案手法は,カメラキャリブレーションを用いることで装置の位置を推定するため,任意の位置に配置を行える.このため,広範囲を撮影する装置の配置が実現でき,大きな実物体からもホログラムの生成が可能となった.提案手法において,ホログラムはホログラフィックステレオグラムの原理を用いて生成される.また実験では,人間大の実物体を撮影可能なスタジオを作成し,提案手法の原理と有効性の実証を行った....

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Published in映像情報メディア学会誌 Vol. 69; no. 4; pp. J140 - J147
Main Authors 田井, 啓悟, 坂本, 雄児
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 映像情報メディア学会 2015
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Summary:本研究では,複数のレンジセンサとディジタルカメラから実物体のCGHを生成する手法を提案する.提案手法は,カメラキャリブレーションを用いることで装置の位置を推定するため,任意の位置に配置を行える.このため,広範囲を撮影する装置の配置が実現でき,大きな実物体からもホログラムの生成が可能となった.提案手法において,ホログラムはホログラフィックステレオグラムの原理を用いて生成される.また実験では,人間大の実物体を撮影可能なスタジオを作成し,提案手法の原理と有効性の実証を行った.
ISSN:1342-6907
1881-6908
DOI:10.3169/itej.69.J140