II.核酸アナログ薬時代の B型肝発癌抑止
B型慢性肝疾患に対する核酸アナログ製剤治療の導入により,B型慢性肝疾患からの肝発癌症例は減少したが,完全になくなったわけではない.HBV(hepatitis B virus)増殖を抑制しても肝発癌を来たす症例が散見される.そこで,今回は,抗ウイルス治療の現状とHBVコントロール下での肝発癌症例の特徴をまとめる....
Saved in:
Published in | 日本内科学会雑誌 Vol. 107; no. 1; pp. 19 - 25 |
---|---|
Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本内科学会
10.01.2018
|
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0021-5384 1883-2083 |
DOI | 10.2169/naika.107.19 |
Cover
Summary: | B型慢性肝疾患に対する核酸アナログ製剤治療の導入により,B型慢性肝疾患からの肝発癌症例は減少したが,完全になくなったわけではない.HBV(hepatitis B virus)増殖を抑制しても肝発癌を来たす症例が散見される.そこで,今回は,抗ウイルス治療の現状とHBVコントロール下での肝発癌症例の特徴をまとめる. |
---|---|
ISSN: | 0021-5384 1883-2083 |
DOI: | 10.2169/naika.107.19 |