大豆コンバイン収穫における青立ち株が汚粒指数に及ぼす影響

大豆の青立ち株の発生が,コンバイン収穫時の汚粒発生に及ぼす影響を検討した.青立ち株が集中して発生した場合にそのままコンバイン収穫を行うと,汚粒の混入率が高まることから,青立ち株を抜取る必要がある.青立ち率と汚粒指数の間には高い正の相関関係が認められ,約16%以上の青立ち株が散在した圃場でコンバイン収穫を行うと,汚粒指数0.5を上回ることが明らかとなった.そのため,圃場内において5株に1株の割合で青立ち株が見られる場合には,株の抜取り作業を行う必要がある....

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Published in北陸作物学会報 Vol. 41; pp. 107 - 109
Main Authors 守田, 和弘, 高橋, 渉, 鍋島, 弘明, 野村, 幹雄, 荒井, 清完, 岩井, 昭衛
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 北陸作物・育種学会 2006
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Summary:大豆の青立ち株の発生が,コンバイン収穫時の汚粒発生に及ぼす影響を検討した.青立ち株が集中して発生した場合にそのままコンバイン収穫を行うと,汚粒の混入率が高まることから,青立ち株を抜取る必要がある.青立ち率と汚粒指数の間には高い正の相関関係が認められ,約16%以上の青立ち株が散在した圃場でコンバイン収穫を行うと,汚粒指数0.5を上回ることが明らかとなった.そのため,圃場内において5株に1株の割合で青立ち株が見られる場合には,株の抜取り作業を行う必要がある.
ISSN:0388-8061
2189-7417
DOI:10.19016/hokurikucs.41.0_107