クラウド型開発環境およびe-Learning利用履歴を用いたプログラミング教育の実施効率向上のための成績予測

プログラミング教育実施において、主に金銭コストの面で大きな制約があり、学生数に対する教育スタッフの数は少ないことが多い。本論文ではクラウド型の開発環境と求人情報直結型のe-Learningコンテンツを導入したプログラミング教育の実施例(受講者約100名)を報告する。このような形式の授業を通して得られる情報(出席と発言)とe-Learningコンテンツの利用履歴とから、教育実施上のスタッフの学生対応効率を向上させるための成績予測が可能であると考えた。本対象に対して異常検知アルゴリズムを適用した成績予測を行った結果、学生対応効率の向上を期待できる予測精度が得られた。...

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Bibliographic Details
Published in学習分析学 Vol. 3; pp. 1 - 6
Main Author 天野, 直紀
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 特定非営利活動法人 学習分析学会 2019
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ISSN2436-6862
DOI10.51034/jasla.3.0_1

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Summary:プログラミング教育実施において、主に金銭コストの面で大きな制約があり、学生数に対する教育スタッフの数は少ないことが多い。本論文ではクラウド型の開発環境と求人情報直結型のe-Learningコンテンツを導入したプログラミング教育の実施例(受講者約100名)を報告する。このような形式の授業を通して得られる情報(出席と発言)とe-Learningコンテンツの利用履歴とから、教育実施上のスタッフの学生対応効率を向上させるための成績予測が可能であると考えた。本対象に対して異常検知アルゴリズムを適用した成績予測を行った結果、学生対応効率の向上を期待できる予測精度が得られた。
ISSN:2436-6862
DOI:10.51034/jasla.3.0_1