登熟期間の水管理の違いが胴割粒・乳白粒の発生に及ぼす影響

コシヒカリを用いて, 出穂後の水管理の違いによる, 胴割粒, 乳白粒の発生状況を調査した.その結果, 夜間の通水や土壌を湿潤条件に維持することにより, 胴割粒, 乳白粒の発生は減少した.また, 慣行の水管理を行った場合, 出穂後の積算気温が900℃, 籾黄化率が80%に達しない時点で軽度な胴割が発生することが確認された....

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Published in北陸作物学会報 Vol. 38; pp. 18 - 20
Main Authors 永畠, 秀樹, 中村, 啓二, 橋本, 良一
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 北陸作物・育種学会 2003
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ISSN0388-8061
2189-7417
DOI10.19016/hokurikucs.38.0_18

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Summary:コシヒカリを用いて, 出穂後の水管理の違いによる, 胴割粒, 乳白粒の発生状況を調査した.その結果, 夜間の通水や土壌を湿潤条件に維持することにより, 胴割粒, 乳白粒の発生は減少した.また, 慣行の水管理を行った場合, 出穂後の積算気温が900℃, 籾黄化率が80%に達しない時点で軽度な胴割が発生することが確認された.
ISSN:0388-8061
2189-7417
DOI:10.19016/hokurikucs.38.0_18