産婦人科領域におけるsulbactam/Cefoperazoneの臨床的検討
Sulbactam (SBT) は単独では抗菌剤としての有用性は少ないが, β-Lactamase inhibitorであることから, 他のβ-Lactam剤と配合することによつて, β-Lactamaseによる失活を防ぎ, 配合された抗生剤の抗菌力を増強することができる1, 2)。 今回われわれはCefoperazone (CPZ) を配合の対象として3), 産婦人科領域の感染症患者に使用する機会を得たので若干の検討を加えて報告する。...
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Published in | The Japanese Journal of Antibiotics Vol. 37; no. 11; pp. 2251 - 2255 |
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Main Authors | , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
公益財団法人 日本感染症医薬品協会
1984
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Online Access | Get full text |
ISSN | 0368-2781 2186-5477 |
DOI | 10.11553/antibiotics1968b.37.2251 |
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Summary: | Sulbactam (SBT) は単独では抗菌剤としての有用性は少ないが, β-Lactamase inhibitorであることから, 他のβ-Lactam剤と配合することによつて, β-Lactamaseによる失活を防ぎ, 配合された抗生剤の抗菌力を増強することができる1, 2)。 今回われわれはCefoperazone (CPZ) を配合の対象として3), 産婦人科領域の感染症患者に使用する機会を得たので若干の検討を加えて報告する。 |
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ISSN: | 0368-2781 2186-5477 |
DOI: | 10.11553/antibiotics1968b.37.2251 |