Isepamicin sulfateのヒト骨髄内移行濃度に関する研究

肩腱板断裂患者15名において, 経静脈投与された硫酸イセパマイシンの骨髄内移行について検討した。経静脈投与終了直後, 30分後, 60分後に静脈血と骨髄血を採取し, 硫酸イセパマイシンの濃度を測定した。静脈血と骨髄血における硫酸イセパマイシンの濃度に統計学的有意差はなく, 経静脈投与された硫酸イセパマイシンは良好な骨髄内移行を示していた。...

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Published inThe Japanese Journal of Antibiotics Vol. 53; no. 9; pp. 609 - 613
Main Authors 柴田, 陽三, 内藤, 正俊, 緑川, 孝二, 濱田, 賢治, 八並, 幹
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益財団法人 日本感染症医薬品協会 25.09.2000
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ISSN0368-2781
2186-5477
DOI10.11553/antibiotics1968b.53.609

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Summary:肩腱板断裂患者15名において, 経静脈投与された硫酸イセパマイシンの骨髄内移行について検討した。経静脈投与終了直後, 30分後, 60分後に静脈血と骨髄血を採取し, 硫酸イセパマイシンの濃度を測定した。静脈血と骨髄血における硫酸イセパマイシンの濃度に統計学的有意差はなく, 経静脈投与された硫酸イセパマイシンは良好な骨髄内移行を示していた。
ISSN:0368-2781
2186-5477
DOI:10.11553/antibiotics1968b.53.609