情報伝達の3段構造を利用した電子メール練習の改良と教育評価について
高等教育における初学者向け情報リテラシー教育の1つとして, 情報伝達の3段構造を利用した電子メール練習の授業実践がある.その方法は, 情報伝達の3段構造を意図的に発生させて, 演習教室内で初学者が自然な形で電子メール練習を効率よく行える環境を提供する教育方法である.本研究では, この教育方法の課題, すなわち学習者の練習環境が異なること, 練習過程を一部しか把握できないことのために学習評価が困難であった点を改良し, 再び行った授業実践の結果に基づいて, この教育方法の評価法について考察した....
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Published in | 日本教育工学会論文誌 Vol. 28; no. 4; pp. 343 - 348 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本教育工学会
2005
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Subjects | |
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Summary: | 高等教育における初学者向け情報リテラシー教育の1つとして, 情報伝達の3段構造を利用した電子メール練習の授業実践がある.その方法は, 情報伝達の3段構造を意図的に発生させて, 演習教室内で初学者が自然な形で電子メール練習を効率よく行える環境を提供する教育方法である.本研究では, この教育方法の課題, すなわち学習者の練習環境が異なること, 練習過程を一部しか把握できないことのために学習評価が困難であった点を改良し, 再び行った授業実践の結果に基づいて, この教育方法の評価法について考察した. |
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ISSN: | 1349-8290 2189-6453 |
DOI: | 10.15077/jjet.KJ00003730638 |