高速液体クロマトグラフィー法による尿中蓚酸測定法について
electroconductivity detector を用いた高速液体クロマトグラフィー法による新しい尿中蓚酸測定法を開発し, この測定法はディスポタイプカラムを用いることによって前処置を簡便化し, さらに発色剤と反応させることなく直接蔭酸イオンを electroconductivity detector で検出できる. 本法での測定範囲は1~100mg/lで, 再現性は triplicate assay で, 変動係数2.0±3.9%であり, 健康成人10人の24時間尿中蓚酸排泄量の平均は25.6±4.7mg/dayであった....
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Published in | 日本泌尿器科學會雑誌 Vol. 79; no. 5; pp. 903 - 909 |
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Main Authors | , , , , , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
社団法人 日本泌尿器科学会
1988
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Online Access | Get full text |
ISSN | 0021-5287 1884-7110 |
DOI | 10.5980/jpnjurol1928.79.5_903 |
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Summary: | electroconductivity detector を用いた高速液体クロマトグラフィー法による新しい尿中蓚酸測定法を開発し, この測定法はディスポタイプカラムを用いることによって前処置を簡便化し, さらに発色剤と反応させることなく直接蔭酸イオンを electroconductivity detector で検出できる. 本法での測定範囲は1~100mg/lで, 再現性は triplicate assay で, 変動係数2.0±3.9%であり, 健康成人10人の24時間尿中蓚酸排泄量の平均は25.6±4.7mg/dayであった. |
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ISSN: | 0021-5287 1884-7110 |
DOI: | 10.5980/jpnjurol1928.79.5_903 |