高速道路における運転行動の変容を促すゲーミフィケーション

計画運行が可能な移動手段である鉄道や航空便と異なり、自動車は個々の車体を制御することが難しく、渋滞が発生する要因の一つとなっている。近年では、ゲーム以外の文脈にゲーム要素を取り入れるゲーミフィケーションという手法が注目されており、人々に行動変容を促す仕組みとして活用が進められている。本稿では、高速道路における運転行動を変容させることを目的としたゲーミフィケーション「東名クエスト」を紹介し、さらに実際の高速道路において実施した社会実験について報告する。...

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Bibliographic Details
Published inIATSS Review(国際交通安全学会誌) Vol. 48; no. 1; pp. 35 - 42
Main Author 竹内, 俊貴
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益財団法人 国際交通安全学会 30.06.2023
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ISSN0386-1104
2433-4537
DOI10.24572/iatssreview.48.1_35

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Summary:計画運行が可能な移動手段である鉄道や航空便と異なり、自動車は個々の車体を制御することが難しく、渋滞が発生する要因の一つとなっている。近年では、ゲーム以外の文脈にゲーム要素を取り入れるゲーミフィケーションという手法が注目されており、人々に行動変容を促す仕組みとして活用が進められている。本稿では、高速道路における運転行動を変容させることを目的としたゲーミフィケーション「東名クエスト」を紹介し、さらに実際の高速道路において実施した社会実験について報告する。
ISSN:0386-1104
2433-4537
DOI:10.24572/iatssreview.48.1_35