過去6年間の小児入院患者の臨床統計的観察
緒言 今回われわれは, 小児入院患者の実態と動向を把握するために, 当科で入院加療を要した15歳以下の小児患者について臨床的検討を行ったのでその概要を報告する. 対象 1986年1月より1991年12月までの6年間に, 東京女子医科大学口腔外科に入院した患者は1290名で, このうち約10%にあたる121名の小児入院患者を調査対象とした. なお複数回の入院を要した者は, 別個の症例として取り扱った. 結果 1. 性別および年度別患者数 性別では, 男児73名, 女児48名で男女比は1.5:1で男児が多かった....
Saved in:
Published in | 小児口腔外科 Vol. 3; no. 2; pp. 83 - 88 |
---|---|
Main Authors | , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本小児口腔外科学会
1993
|
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0917-5261 1884-6661 |
DOI | 10.11265/poms1991.3.83 |
Cover
Summary: | 緒言 今回われわれは, 小児入院患者の実態と動向を把握するために, 当科で入院加療を要した15歳以下の小児患者について臨床的検討を行ったのでその概要を報告する. 対象 1986年1月より1991年12月までの6年間に, 東京女子医科大学口腔外科に入院した患者は1290名で, このうち約10%にあたる121名の小児入院患者を調査対象とした. なお複数回の入院を要した者は, 別個の症例として取り扱った. 結果 1. 性別および年度別患者数 性別では, 男児73名, 女児48名で男女比は1.5:1で男児が多かった. |
---|---|
ISSN: | 0917-5261 1884-6661 |
DOI: | 10.11265/poms1991.3.83 |