パルス放電によるトリクロサンの分解過程に関する評価

• Published in: 環境と安全 Vol. 3; no. 1; pp. 1_27 - 1_32
• Main Authors: 石橋, 康弘, 小林, 淳, 篠原, 亮太, 古賀, 実, 三小田, 憲史, 諸留, 彩可, 松尾, 英樹, 有薗, 幸司
• Format: Journal Article
• Language: Japanese
• Published: 大学等環境安全協議会 2012
• Subjects: トリクロサン; パルス放電; 分解生成物
• ISSN: 1884-4375; 2186-3725
• DOI: 10.11162/daikankyo.3.1_27

パルス放電システムを使用し物理化学的にトリクロサン（TCS）（5-Chloro-2-(2,4-dichloro-phenoxy)-phenol）を酸化分解し、分解生成物を調べた。その結果3種類の分解生成物を確認した。分解生成物はHydroxylated TCS 、2,4-Dichlorophenol、Dihydroxychlorobenzeneであった。1mg/Lのトリクロサン溶液の半減期は15.2分であった。