孤立性腸骨動脈瘤に対する企業製ステントグラフトによる血管内治療
要旨:2008 年5 月以降当科において腹部大動脈瘤に対する企業製ステントグラフトによる血管内治療を導入以来,8 例の孤立性腸骨動脈瘤に対する同治療を行った。病変部位は総腸骨動脈瘤1 例,内腸骨動脈瘤6 例,両者の合併症例が1 例であった。直型の補助デバイスのみで治療した症例が6 例,分岐型デバイスを併用した症例が2 例で,全例内腸骨動脈に対するコイル塞栓術を行った。術後エンドリークおよび瘤径拡大を認めた症例は1 例もなかった。...
Saved in:
Published in | 脈管学 Vol. 54; no. 9; pp. 135 - 143 |
---|---|
Main Authors | , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本脈管学会
2014
|
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0387-1126 1880-8840 |
DOI | 10.7133/jca.14-00019 |
Cover
Summary: | 要旨:2008 年5 月以降当科において腹部大動脈瘤に対する企業製ステントグラフトによる血管内治療を導入以来,8 例の孤立性腸骨動脈瘤に対する同治療を行った。病変部位は総腸骨動脈瘤1 例,内腸骨動脈瘤6 例,両者の合併症例が1 例であった。直型の補助デバイスのみで治療した症例が6 例,分岐型デバイスを併用した症例が2 例で,全例内腸骨動脈に対するコイル塞栓術を行った。術後エンドリークおよび瘤径拡大を認めた症例は1 例もなかった。 |
---|---|
ISSN: | 0387-1126 1880-8840 |
DOI: | 10.7133/jca.14-00019 |