頚部リンパ節転移を生じたGlomus jugulare tumorの1例

難聴を主訴としたグロームス腫瘍の1例を報告する. 本症例は, 中耳根治術および術後照射の後, 3年の経過で, 局所再発することなく頚部リンパ節転移を呈した臨床的に悪性のGlomus jugulare tumorであり, その報告は極めて稀である, 本症例の臨床経過および病理組織学的所見について述べ, それらの問題点について若干の文献的考察を加えた....

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Published in耳鼻と臨床 Vol. 36; no. 4; pp. 638 - 644
Main Authors 笠井, 創, 安西, 好美, 鈴木, 晴彦, 長尾, 孝一, 金子, 敏郎, 持田, 晃
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 耳鼻と臨床会 1990
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ISSN0447-7227
2185-1034
DOI10.11334/jibi1954.36.4_638

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Summary:難聴を主訴としたグロームス腫瘍の1例を報告する. 本症例は, 中耳根治術および術後照射の後, 3年の経過で, 局所再発することなく頚部リンパ節転移を呈した臨床的に悪性のGlomus jugulare tumorであり, その報告は極めて稀である, 本症例の臨床経過および病理組織学的所見について述べ, それらの問題点について若干の文献的考察を加えた.
ISSN:0447-7227
2185-1034
DOI:10.11334/jibi1954.36.4_638