つる植物による既設モルタル法面の緑化

林道の既設モルタル法面に,つる植物を利用した緑化試験を行った。植栽直後の法面の気温等を計測し,つるの伸長成長や4年後の被覆率を調査した結果,高温にさらされる法面に良好に被覆していたのは吸着型のオオイタビ,ツタであった。巻蔓型の種は伸長成長は良かったが,葉の付き方が部分的であるため,被覆は吸着型より劣った。...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in日本緑化工学会誌 Vol. 33; no. 1; pp. 167 - 170
Main Authors 下園, 寿秋, 稲森, 智, 前迫, 俊一, 中屋, 雅喜
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本緑化工学会 2007
Subjects
Online AccessGet full text

Cover

Loading…
More Information
Summary:林道の既設モルタル法面に,つる植物を利用した緑化試験を行った。植栽直後の法面の気温等を計測し,つるの伸長成長や4年後の被覆率を調査した結果,高温にさらされる法面に良好に被覆していたのは吸着型のオオイタビ,ツタであった。巻蔓型の種は伸長成長は良かったが,葉の付き方が部分的であるため,被覆は吸着型より劣った。
ISSN:0916-7439
0916-7439
DOI:10.7211/jjsrt.33.167