人生100年時代 健康長寿と幸福長寿の両方の実現のために
要旨: 人生100年時代とも言われる世の中になり, いつまでも自立した生活を継続できることは, 多くの国民の願いである。国民が健康な生活と長寿を享受できる健康長寿社会の実現が急務となってきているが, 同時に, 生きがいも含めた『幸福長寿』の実現も目指すことも重要である。なかでも健康寿命延伸は国家戦略の中核であり, 多世代の共生やウェルビーイング向上も実現できる社会が期待される今, フレイル (虚弱) をいかに喰い留めるのかが鍵になる。加齢に伴う感覚器の機能低下は日常生活にも支障をきたし, それこそフレイル状態のステージをさらに増悪させる要因にもなる。なかでも「聴覚の低下」は, 社会参加の際にも...
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Published in | AUDIOLOGY JAPAN Vol. 67; no. 4; pp. 229 - 237 |
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Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本聴覚医学会
30.08.2024
日本聴覚医学会 |
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