血行再建術が有効であった上肢Buerger病の1例
上肢Buerger病女性例は極めて稀であるが, 血行再建にて良好な結果が得られたので報告する. 患者は49歳, 女性で, 左前腕部の冷感, 倦怠感, 上肢claudicationのため日常生活に支障を来したことから, 自家静脈を用いた腋窩-肘上上腕動脈バイパス術を施行した. 上肢Buerger病に対しても, 再建可能な血管がある場合には, 血行再建も考慮すべきと考える....
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Published in | 日本血管外科学会雑誌 Vol. 15; no. 4; pp. 457 - 461 |
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Main Authors | , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
特定非営利活動法人 日本血管外科学会
2006
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Subjects | |
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ISSN | 0918-6778 1881-767X |
DOI | 10.11401/jsvs.15.457 |
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Summary: | 上肢Buerger病女性例は極めて稀であるが, 血行再建にて良好な結果が得られたので報告する. 患者は49歳, 女性で, 左前腕部の冷感, 倦怠感, 上肢claudicationのため日常生活に支障を来したことから, 自家静脈を用いた腋窩-肘上上腕動脈バイパス術を施行した. 上肢Buerger病に対しても, 再建可能な血管がある場合には, 血行再建も考慮すべきと考える. |
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ISSN: | 0918-6778 1881-767X |
DOI: | 10.11401/jsvs.15.457 |