人工力誘起反応法を用いる触媒反応の理論的解析
反応経路自動探索の計算手法の一つである人工力誘起反応(AFIR)法は,ポテンシャルエネルギー曲面(PES)上の安定構造や遷移状態,2 つのPES 間の交差曲面内の安定構造の自動探索を可能にし,様々な化学反応,触媒反応,酵素反応,表面反応,光反応,光機能性材料の理解の深化に大きく貢献してきた.本稿ではAFIR 法の概略や使い方を概説すると共に,複雑な反応座標を持つ不斉触媒反応系への応用例を紹介する....
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Published in | アンサンブル Vol. 25; no. 1; pp. 41 - 45 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
分子シミュレーション学会
31.01.2023
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Subjects | |
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ISSN | 1884-6750 1884-5088 |
DOI | 10.11436/mssj.25.41 |
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Summary: | 反応経路自動探索の計算手法の一つである人工力誘起反応(AFIR)法は,ポテンシャルエネルギー曲面(PES)上の安定構造や遷移状態,2 つのPES 間の交差曲面内の安定構造の自動探索を可能にし,様々な化学反応,触媒反応,酵素反応,表面反応,光反応,光機能性材料の理解の深化に大きく貢献してきた.本稿ではAFIR 法の概略や使い方を概説すると共に,複雑な反応座標を持つ不斉触媒反応系への応用例を紹介する. |
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ISSN: | 1884-6750 1884-5088 |
DOI: | 10.11436/mssj.25.41 |