チームのコミュニケーションに対する認識と業績目標に対する上司評価との関連
チームの業績目標を達成するためには, チームワークが重要であり,チームワークを発揮するためには, コミュニケーションが重要である. 本研究の目的は,チームの構成員が持つ所属するチームのコミュニケーションの状況に対する認識と, 目標管理制度における, その構成員に対する上司評価との関連を明らかにすることである. 法人 A を対象に質問票調査を行い, 分析を行った結果, チームのコミュニケーションの状況に対する認識と業績目標に対する上司評価点とは, 相関があることが解った. 具体的には, チームのコミュニケーションに対する認識は, Team communication Interface Ques...
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Published in | バイオメディカル・ファジィ・システム学会誌 Vol. 24; no. 2; pp. 1 - 7 |
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Main Authors | , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
バイオメディカル・ファジィ・システム学会
28.02.2023
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Summary: | チームの業績目標を達成するためには, チームワークが重要であり,チームワークを発揮するためには, コミュニケーションが重要である. 本研究の目的は,チームの構成員が持つ所属するチームのコミュニケーションの状況に対する認識と, 目標管理制度における, その構成員に対する上司評価との関連を明らかにすることである. 法人 A を対象に質問票調査を行い, 分析を行った結果, チームのコミュニケーションの状況に対する認識と業績目標に対する上司評価点とは, 相関があることが解った. 具体的には, チームのコミュニケーションに対する認識は, Team communication Interface Questionnaire(TCIQ)を用いて調査した. 質問票調査と同時に調査対象者の目標管理制度における評価結果のデータを取得した. 調査対象は, 15 部門に所属する 92 名であった. 各部門の TCIQの 4 インタフェース及び, 全体の部門平均と所属員の上司評価点の部門平均との Pearson 相関係数の値は, 目標共有.478, 情報伝達.237, 予定管理.453, 評価認識.366, TCIQ 全体.411 であった. 全て, 正の相関を示していた. TCIQ による調査は, 業績目標の達成を目指した組織改善に適用できると考える. |
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ISSN: | 1345-1537 2424-2578 |
DOI: | 10.24466/jbfsa.24.2_1 |