応用事例:AIST歩行データベースとそれに基づく歩行評価技術

これまで国立研究開発法人産業技術総合研究所人間情報研究部門デジタルヒューマン研究グループでは,モーション キャプチャシステムで計測された,主に健常成人を中心とした400名以上の歩行データを独自の歩行データベースとしてまと め,そのデータを基に簡易的なセンサから取得できる情報からユーザの歩行特徴を評価できる技術の開発を行ってきた.本稿 では歩行データベースとその応用の先行事例として,産総研の歩行データベースと,それを用いた歩行特徴評価技術について 紹介する....

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Published inバイオメカニズム学会誌 Vol. 40; no. 3; pp. 179 - 182
Main Author 小林, 吉之
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published バイオメカニズム学会 2016
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Summary:これまで国立研究開発法人産業技術総合研究所人間情報研究部門デジタルヒューマン研究グループでは,モーション キャプチャシステムで計測された,主に健常成人を中心とした400名以上の歩行データを独自の歩行データベースとしてまと め,そのデータを基に簡易的なセンサから取得できる情報からユーザの歩行特徴を評価できる技術の開発を行ってきた.本稿 では歩行データベースとその応用の先行事例として,産総研の歩行データベースと,それを用いた歩行特徴評価技術について 紹介する.
ISSN:0285-0885
DOI:10.3951/sobim.40.3_179