日本脳神経外科学会専攻医実態調査アンケート

“専攻医” の先生方が未来のキャリアデザインを作るために現状把握をすることを目的とし, 実態調査アンケートを行った. 各専攻医宛てにアンケートサイトから調査を行った. 内容は, 専攻医の背景, 研修プログラムの満足度・充実度, 将来の希望などであった. アンケートの回答率は39.9%であった. 現行のプログラム選択理由として, “出身大学であること” が最も多かった. 研修プログラムに対しては概ね満足していたが, 病院からの処遇についてはやや満足度が低下していた. 各分野における充実度では, 脳血管障害では高いものの, 小児脳神経外科では低く各分野間での充実度の差が顕著であった. 研修プログラ...

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Published in脳神経外科ジャーナル Vol. 26; no. 12; pp. 899 - 909
Main Authors 末廣, 栄一, 甲村, 英二, 鈴木, 倫保
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本脳神経外科コングレス 2017
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ISSN0917-950X
2187-3100
DOI10.7887/jcns.26.899

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Summary:“専攻医” の先生方が未来のキャリアデザインを作るために現状把握をすることを目的とし, 実態調査アンケートを行った. 各専攻医宛てにアンケートサイトから調査を行った. 内容は, 専攻医の背景, 研修プログラムの満足度・充実度, 将来の希望などであった. アンケートの回答率は39.9%であった. 現行のプログラム選択理由として, “出身大学であること” が最も多かった. 研修プログラムに対しては概ね満足していたが, 病院からの処遇についてはやや満足度が低下していた. 各分野における充実度では, 脳血管障害では高いものの, 小児脳神経外科では低く各分野間での充実度の差が顕著であった. 研修プログラムの構成施設などの工夫が必要である.
ISSN:0917-950X
2187-3100
DOI:10.7887/jcns.26.899