海保青陵の経済思想に関する若干の考察

海保青陵は, 伝統的な儒学の潮流から誕生した経済理論の最高峰の人物である。江戸時代には, 新井白石, 荻生徂徠, 熊沢蕃山等を始めとして, 多数の儒者と経世家が輩出して, 実に多士済々であった。本稿の主人公もその一人である。しかし, 軽視されてきた。本稿執筆の目的は, 海保青陵の経済思想を分析考察し, 後世経済思想への貢献に関して, 若干の考察を試みる事にある。...

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Published in日本情報ディレクトリ学会誌 Vol. 22; no. 1; pp. 18 - 27
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本情報ディレクトリ学会 31.03.2024
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ISSN1882-9252
2436-5629
DOI10.50987/jsod.22.1_18

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Summary:海保青陵は, 伝統的な儒学の潮流から誕生した経済理論の最高峰の人物である。江戸時代には, 新井白石, 荻生徂徠, 熊沢蕃山等を始めとして, 多数の儒者と経世家が輩出して, 実に多士済々であった。本稿の主人公もその一人である。しかし, 軽視されてきた。本稿執筆の目的は, 海保青陵の経済思想を分析考察し, 後世経済思想への貢献に関して, 若干の考察を試みる事にある。
ISSN:1882-9252
2436-5629
DOI:10.50987/jsod.22.1_18