気腫合併肺線維症治療中に好酸球性肺炎を合併した一例
76 歳,男性.7 年前に右自然気胸,器質化肺炎の疑いで入院歴があり,その後,自己抗体はすべて陰性で,KL-6 は 326 U/ml であったが,画像所見より気腫合併肺線維症 (CPFE) の診断となった.咳嗽を主訴に外来を受診し,慢性好酸球性肺炎 (CEP) と診断され,プレドニゾロン (PSL) で治療を行った.CPFE が基礎疾患にある中で CEP を発症した最初の症例を経験したので報告する....
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Published in | 日大医学雑誌 Vol. 83; no. 4; pp. 161 - 164 |
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Main Authors | , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本大学医学会
01.08.2024
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Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0029-0424 1884-0779 |
DOI | 10.4264/numa.83.4_161 |
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Summary: | 76 歳,男性.7 年前に右自然気胸,器質化肺炎の疑いで入院歴があり,その後,自己抗体はすべて陰性で,KL-6 は 326 U/ml であったが,画像所見より気腫合併肺線維症 (CPFE) の診断となった.咳嗽を主訴に外来を受診し,慢性好酸球性肺炎 (CEP) と診断され,プレドニゾロン (PSL) で治療を行った.CPFE が基礎疾患にある中で CEP を発症した最初の症例を経験したので報告する. |
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ISSN: | 0029-0424 1884-0779 |
DOI: | 10.4264/numa.83.4_161 |