小児固形悪性腫瘍の予後追跡調査結果の報告 - 2006~2010年登録症例について

小児悪性腫瘍の発生頻度と転帰の傾向を把握することは, 小児悪性腫瘍の治療成績の向上, 基礎的臨床的研究の発展に必要不可欠です. 日本小児外科学会悪性腫瘍委員会 (以下, 悪性腫瘍委員会) では, 主な5腫瘍の年次登録データを基本資料として1971年から1980年登録症例の追跡調査結果を集計解析し, 第1回予後追跡調査結果として報告しました (21~25巻にわけて掲載) . 以来, 81~85年登録症例 (33巻5号) , 86~90年登録症例 (35巻4号) , 91~95年登録症例 (39巻5号) , 96~2000年 (44巻6号) , 2001~2005年 (49巻6号) に掲載してきま...

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Published in日本小児外科学会雑誌 Vol. 54; no. 6; pp. 1260 - 1293
Main Author 日本小児外科学会悪性腫瘍委員会
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本小児外科学会 20.10.2018
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Summary:小児悪性腫瘍の発生頻度と転帰の傾向を把握することは, 小児悪性腫瘍の治療成績の向上, 基礎的臨床的研究の発展に必要不可欠です. 日本小児外科学会悪性腫瘍委員会 (以下, 悪性腫瘍委員会) では, 主な5腫瘍の年次登録データを基本資料として1971年から1980年登録症例の追跡調査結果を集計解析し, 第1回予後追跡調査結果として報告しました (21~25巻にわけて掲載) . 以来, 81~85年登録症例 (33巻5号) , 86~90年登録症例 (35巻4号) , 91~95年登録症例 (39巻5号) , 96~2000年 (44巻6号) , 2001~2005年 (49巻6号) に掲載してきましたが, 今回は, その7回目として2006~2010年登録症例の追跡調査結果を報告いたします.
ISSN:0288-609X
DOI:10.11164/jjsps.54.6_1260