長期間未治療となっていた中耳真珠腫術後再発の 2 例
中耳真珠腫はたとえ無症状であっても術後に再発している可能性を常に念頭に置いて経過観察を行うべきであり、患者の転居など社会的事情の変化も考慮して患者教育や診療情報提供への配慮が必要である。術後既に長期間が経過した症例においても真珠腫再発の可能性が排除できない場合は、CT、MRI 所見を参考にした上で、積極的な revision 手術が望まれる。...
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Published in | 耳鼻と臨床 Vol. 61; no. 2; pp. 64 - 71 |
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Main Authors | , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
耳鼻と臨床会
20.03.2015
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Subjects | |
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ISSN | 0447-7227 2185-1034 |
DOI | 10.11334/jibi.61.2_64 |
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Summary: | 中耳真珠腫はたとえ無症状であっても術後に再発している可能性を常に念頭に置いて経過観察を行うべきであり、患者の転居など社会的事情の変化も考慮して患者教育や診療情報提供への配慮が必要である。術後既に長期間が経過した症例においても真珠腫再発の可能性が排除できない場合は、CT、MRI 所見を参考にした上で、積極的な revision 手術が望まれる。 |
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ISSN: | 0447-7227 2185-1034 |
DOI: | 10.11334/jibi.61.2_64 |