電気生理検査における医師と検査技師の連携 急性期の一般病院で働く脳神経内科医の立場から

医師と技師は実際の検査では重なる部分はあるが, 記録のプロフェッショナルとしての技師, 病態解釈のプロとしての医師の特性を生かした役割分担が大切である。また日常的なコミュニケーションが可能になるような工夫も必要だろう。連携の上で問題が生じた場合には「不十分な検査と誤った解釈は検査をしないよりももっと悪い」「適切な検査と正しい解釈は患者さんの治療に直結する」ことを判断基準にして真摯にディスカッションすることで, 課題を解決し, よりよい関係へと前進できると思う。...

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Published in臨床神経生理学 Vol. 49; no. 2; pp. 89 - 92
Main Author 幸原, 伸夫
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本臨床神経生理学会 01.04.2021
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Summary:医師と技師は実際の検査では重なる部分はあるが, 記録のプロフェッショナルとしての技師, 病態解釈のプロとしての医師の特性を生かした役割分担が大切である。また日常的なコミュニケーションが可能になるような工夫も必要だろう。連携の上で問題が生じた場合には「不十分な検査と誤った解釈は検査をしないよりももっと悪い」「適切な検査と正しい解釈は患者さんの治療に直結する」ことを判断基準にして真摯にディスカッションすることで, 課題を解決し, よりよい関係へと前進できると思う。
ISSN:1345-7101
2188-031X
DOI:10.11422/jscn.49.89