米国発の新しいテクノロジーによるマウスピース型矯正装置(Invisalign)の日本市場への導入と拡大本市場への導入と拡大

医療機器分野では世界中で常に新しいテクノロジーが研究・開発されている。企業の研究開発は、その製品を使用する医師・患者にとって如何に有用であるか、患者のQOL にどう貢献できるかを軸に行っており、同時に製品のイノベーションを絶えず行わなければ彼らの期待に応えることはできない。米国で開発された全く新しいコンセプトのマウスピース型歯科矯正装置(Invisalign)は、まさに患者の利益を最大化させるために開発されたものであったが、新たなイノベーションは市場に浸透するまでに大きな困難を伴う。本講演では、海外で開発された新しい医療機器がどのように業界や市場に認知され、日本においてもどのように広がってきた...

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Published in生体医工学 Vol. Annual58; no. Abstract; p. 145
Main Author 田中, 宏和
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本生体医工学会 2020
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Summary:医療機器分野では世界中で常に新しいテクノロジーが研究・開発されている。企業の研究開発は、その製品を使用する医師・患者にとって如何に有用であるか、患者のQOL にどう貢献できるかを軸に行っており、同時に製品のイノベーションを絶えず行わなければ彼らの期待に応えることはできない。米国で開発された全く新しいコンセプトのマウスピース型歯科矯正装置(Invisalign)は、まさに患者の利益を最大化させるために開発されたものであったが、新たなイノベーションは市場に浸透するまでに大きな困難を伴う。本講演では、海外で開発された新しい医療機器がどのように業界や市場に認知され、日本においてもどのように広がってきたのかについて話をしたい。
ISSN:1347-443X
1881-4379
DOI:10.11239/jsmbe.Annual58.145