ハイドロキシアパタイト皮膚端子のヒト3例への植え込み経験
電気刺激, 植え込み型センサ, 植え込み型人工臓器に対する皮膚端子に対する臨床的ニードは極めて高く, 従来より様々な材料を用いて試みられたいる。 今回われわれはハイドロキシアパタイト緻密体の皮膚ボタンを作成し, 成人3名の前腕皮下に植え込んだ。おのおの, 29, 16, 16ヵ月経過しているがいずれも皮膚と癒着している。現在消毒は全く行わず, 入浴, 水泳など日常の生活を送って支障がない。 本端子は過度の牽引を避けれぼ感染を誘発せずヒトに用いて安全であり, 今後の臨床への応用が期待される。...
Saved in:
Published in | 人工臓器 Vol. 17; no. 2; pp. 747 - 750 |
---|---|
Main Authors | , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本人工臓器学会
1988
|
Online Access | Get full text |
ISSN | 0300-0818 1883-6097 |
DOI | 10.11392/jsao1972.17.747 |
Cover
Summary: | 電気刺激, 植え込み型センサ, 植え込み型人工臓器に対する皮膚端子に対する臨床的ニードは極めて高く, 従来より様々な材料を用いて試みられたいる。 今回われわれはハイドロキシアパタイト緻密体の皮膚ボタンを作成し, 成人3名の前腕皮下に植え込んだ。おのおの, 29, 16, 16ヵ月経過しているがいずれも皮膚と癒着している。現在消毒は全く行わず, 入浴, 水泳など日常の生活を送って支障がない。 本端子は過度の牽引を避けれぼ感染を誘発せずヒトに用いて安全であり, 今後の臨床への応用が期待される。 |
---|---|
ISSN: | 0300-0818 1883-6097 |
DOI: | 10.11392/jsao1972.17.747 |