鼻咽腔に発生した血管平滑筋腫の1例

1. 11歳男児の鼻腔内に発生した血管平滑筋腫の1例を経験した. 2. 本邦の鼻咽腔に発生した血管平滑筋腫はわれわれが渉猟しえた範囲では25例であつた. 3. 本症の治療に関しては外科的治療が最良であり, 鼻咽腔における本症の手術にあたつては, 出血量の軽減と視野の確保が重要であると思われた....

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Published in耳鼻と臨床 Vol. 42; no. 6Supplement3; pp. 946 - 949
Main Authors 恒富, 今日子, 津田, 邦良, 百田, 統洋, 進, 武幹
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 耳鼻と臨床会 1996
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ISSN0447-7227
2185-1034
DOI10.11334/jibi1954.42.6Supplement3_946

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Summary:1. 11歳男児の鼻腔内に発生した血管平滑筋腫の1例を経験した. 2. 本邦の鼻咽腔に発生した血管平滑筋腫はわれわれが渉猟しえた範囲では25例であつた. 3. 本症の治療に関しては外科的治療が最良であり, 鼻咽腔における本症の手術にあたつては, 出血量の軽減と視野の確保が重要であると思われた.
ISSN:0447-7227
2185-1034
DOI:10.11334/jibi1954.42.6Supplement3_946