ラジオセラノスティクス(核医学検査から核医学治療まで)に関連する職業被ばく
近年注目されているラジオセラノスティクスでは,患者の体内に投与された放射性同位元素から放出される放射線により,わずかではあるものの医療従事者への被ばくが生じる。医療従事者の不安を軽減し,放射線の安全な取り扱いを推進するためには,放射線被ばくや核医学診療を受けた患者の対応に関する正確な知識の獲得が肝要である。本稿は国内外の職業被ばくの現状を示し,核医学診療に携わる医療従事者の安全な診療の支援を目的とする。...
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Published in | RADIOISOTOPES Vol. 73; no. 2; pp. 205 - 220 |
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Main Authors | , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
公益社団法人 日本アイソトープ協会
15.07.2024
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Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0033-8303 1884-4111 |
DOI | 10.3769/radioisotopes.73.205 |
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Summary: | 近年注目されているラジオセラノスティクスでは,患者の体内に投与された放射性同位元素から放出される放射線により,わずかではあるものの医療従事者への被ばくが生じる。医療従事者の不安を軽減し,放射線の安全な取り扱いを推進するためには,放射線被ばくや核医学診療を受けた患者の対応に関する正確な知識の獲得が肝要である。本稿は国内外の職業被ばくの現状を示し,核医学診療に携わる医療従事者の安全な診療の支援を目的とする。 |
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ISSN: | 0033-8303 1884-4111 |
DOI: | 10.3769/radioisotopes.73.205 |