電気光学応答におよぼす液晶/高分子界面粘弾性の効果

高分子配向膜と液晶の界面における粘弾性を水晶振動子により計測し、電場印加に伴う変化を測定した。また、クロスニコル下での透過光強度も同時に計測し、界面の粘弾性が及ぼす影響について検討した。その結果、液晶/高分子界面と液晶バルクにおける電圧印加・除去に伴う応答に差異が生じることがわかった。また、この現象が界面近傍で生じる回転粘性等や液晶/高分子界面層の形成に関与していることが示唆された。...

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Published in日本液晶学会討論会講演予稿集 p. 142
Main Authors 森本, 勝大, 権田, 淳二, 牧野, 祥央, 久保野, 敦史
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本液晶学会 2008
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Summary:高分子配向膜と液晶の界面における粘弾性を水晶振動子により計測し、電場印加に伴う変化を測定した。また、クロスニコル下での透過光強度も同時に計測し、界面の粘弾性が及ぼす影響について検討した。その結果、液晶/高分子界面と液晶バルクにおける電圧印加・除去に伴う応答に差異が生じることがわかった。また、この現象が界面近傍で生じる回転粘性等や液晶/高分子界面層の形成に関与していることが示唆された。
Bibliography:PA24
ISSN:1880-3490
2432-5988
DOI:10.11538/ekitou.2008.0.142.0