赤外振動励起による重合性トリフェニレン系円盤状液晶の配向変化

重合性官能基を持つトリフェニレン系円盤状液晶におけるヘキサゴナルカラムナー中間相の液晶ドメインの、偏光赤外レーザー光による配向変化について検討を行った。一様なホメオトロピック配向のサンプルに、トリフェニレン骨格のC-C結合の伸縮振動に関する波長である6.19μmの偏光赤外レーザーを照射することで、照射域内のドメインの配向方向が変化した。この液晶においても、再配向させた膜の作成が可能であることを見出した。...

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Published in日本液晶学会討論会講演予稿集 p. 189
Main Authors 堀, 博伸, 物部, 浩達, 岡田, 敬三, 趙, 可清, 寺澤, 直弘, 粟津, 邦男, 清水, 洋
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本液晶学会 2004
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Summary:重合性官能基を持つトリフェニレン系円盤状液晶におけるヘキサゴナルカラムナー中間相の液晶ドメインの、偏光赤外レーザー光による配向変化について検討を行った。一様なホメオトロピック配向のサンプルに、トリフェニレン骨格のC-C結合の伸縮振動に関する波長である6.19μmの偏光赤外レーザーを照射することで、照射域内のドメインの配向方向が変化した。この液晶においても、再配向させた膜の作成が可能であることを見出した。
Bibliography:PB26
ISSN:1880-3490
2432-5988
DOI:10.11538/ekitou.2004.0.189.0