ポリイミド光配向膜上のポリフルオレン薄膜の分子配向

ポリイミド光配向膜上に形成されたポリフルオレン(PFO)膜の分子配向を調べた。結晶PFO層は非常に高いフォトルミネッセンス(PL)偏光比を示した。それは約30で、これは、これまでに報告されたなかで一番大きい。ガラス状PFO層のPL偏光比は10.8であった。これはラビングされたポリイミド膜上のガラス状PFO層の偏光比(9.5)より僅かに大きかった。これらの結果から、ポリイミド光配向膜がPFO層の優れた配向膜であることがわかった。...

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Published in日本液晶学会討論会講演予稿集 p. 8
Main Authors 坂本, 謙二, 宇佐美, 清章, 上原, 洋一, 潮田, 資勝
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本液晶学会 2005
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Summary:ポリイミド光配向膜上に形成されたポリフルオレン(PFO)膜の分子配向を調べた。結晶PFO層は非常に高いフォトルミネッセンス(PL)偏光比を示した。それは約30で、これは、これまでに報告されたなかで一番大きい。ガラス状PFO層のPL偏光比は10.8であった。これはラビングされたポリイミド膜上のガラス状PFO層の偏光比(9.5)より僅かに大きかった。これらの結果から、ポリイミド光配向膜がPFO層の優れた配向膜であることがわかった。
Bibliography:1A07
ISSN:1880-3490
2432-5988
DOI:10.11538/ekitou.2005.0.8.0