メディックスクラブ併用により運動アドヒアランスが向上した壮年期心不全の1 例
[はじめに]運動アドヒアランスを維持するためには急性期から維持期へのシームレスな体制の整備が必要である.本症例は外来心臓リハビリテーション(外来心リハ)とNPOメディックスクラブを併用した症例である.[症例紹介]拡張相肥大型心筋症により心不全を発症した40代女性.[経過]退院後に外来心リハ,メディックスクラブを週1回継続した.3ヵ月後に運動耐容能,心機能の改善および歩数の増加がみられた.[考察]外来心リハでは理学療法評価を実施,メディックスクラブでは廉価で楽しい運動の継続を期待し,有益な効果を認めた.[結論]外来心リハとメディックスクラブ併用は,急性期から維持期への運動アドヒアランス向上に寄与...
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Published in | 理学療法とちぎ Vol. 7; no. 1; pp. 51 - 54 |
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Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 栃木県理学療法士会
2017
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Summary: | [はじめに]運動アドヒアランスを維持するためには急性期から維持期へのシームレスな体制の整備が必要である.本症例は外来心臓リハビリテーション(外来心リハ)とNPOメディックスクラブを併用した症例である.[症例紹介]拡張相肥大型心筋症により心不全を発症した40代女性.[経過]退院後に外来心リハ,メディックスクラブを週1回継続した.3ヵ月後に運動耐容能,心機能の改善および歩数の増加がみられた.[考察]外来心リハでは理学療法評価を実施,メディックスクラブでは廉価で楽しい運動の継続を期待し,有益な効果を認めた.[結論]外来心リハとメディックスクラブ併用は,急性期から維持期への運動アドヒアランス向上に寄与する. |
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ISSN: | 2186-4861 2434-2300 |
DOI: | 10.32134/pttochigi.7.51 |