慶應義塾大学看護医療学図書室における RefWorks の活用

I.はじめに 近年看護医療学分野は, 社会的ニーズが高まり看護系大学や大学院の新設が急増している. また, 看護医療現場においても看護研究が盛んである. 看護医療学分野の学術文献数が年々増加しているのはこのような背景が要因だと考えられる. データベースの機能も進化し, 自然語から統制語(シソーラス用語)に導く自動マッピング機能, 検索結果から引用文献リンクや蔵書検索システムOPACへの自動検索リンク, 電子ブック, 電子ジャーナルなどによって瞬時に文献が入手できる. また, アラート機能を利用すればデータベースに収録された時にメールでお知らせが届く. 慶應義塾大学メディアセンターでは2005年...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in医学図書館 Vol. 54; no. 3; pp. 232 - 235
Main Author 三谷, 三恵子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 特定非営利活動法人 日本医学図書館協会 20.09.2007
日本医学図書館協会
Online AccessGet full text

Cover

Loading…
More Information
Summary:I.はじめに 近年看護医療学分野は, 社会的ニーズが高まり看護系大学や大学院の新設が急増している. また, 看護医療現場においても看護研究が盛んである. 看護医療学分野の学術文献数が年々増加しているのはこのような背景が要因だと考えられる. データベースの機能も進化し, 自然語から統制語(シソーラス用語)に導く自動マッピング機能, 検索結果から引用文献リンクや蔵書検索システムOPACへの自動検索リンク, 電子ブック, 電子ジャーナルなどによって瞬時に文献が入手できる. また, アラート機能を利用すればデータベースに収録された時にメールでお知らせが届く. 慶應義塾大学メディアセンターでは2005年4月に米国RefWorks社が提供するRefWorksを導入した. RefWorksは, 書誌データベースから文献データを取り込み保管・編集ができる文献情報管理・論文作成支援ソフトで以下のような特長がある. ・インターネットの環境があれば利用できる. ・グループコードにより, 指定のIPアドレス外(キャンパス外など)から利用ができる. ・利用者個々の端末にソフトをダウンロードする必要がない.
ISSN:0445-2429
1884-5622
DOI:10.7142/igakutoshokan.54.232