低学年でのPBLテュートリアルが学習意識に及ぼした影響

1) 低学年 (2年生後期) で受講するPBLテュートリアルの前後で, 受動的な学習法 (講義を聴く) や能動的な学習法 (自分で調べる, 発表する, 討論する, 教える) に対する意識の変化を検討した. 2) 17年度と18年度の2回, 調査を行った. 両年度とも, 統計的に有意に, 能動的な学習法を肯定する意識の変化が観察された.「講義を聴く」については, 年度により異なる結果を示した. 3) 今回のPBLテュートリアルは, 学習法に対する意識の変化をもたらした可能性がある...

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Published in医学教育 Vol. 39; no. 4; pp. 267 - 271
Main Authors 堀内, 正久, 橋口, 照人, 後藤, 正道, 吉家, 清貴, 山岡, 章浩, 梅北, 善久, 郡山, 千早, 今中, 啓之, 宇宿, 功市郎, 小田, 紘
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本医学教育学会 25.08.2008
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Summary:1) 低学年 (2年生後期) で受講するPBLテュートリアルの前後で, 受動的な学習法 (講義を聴く) や能動的な学習法 (自分で調べる, 発表する, 討論する, 教える) に対する意識の変化を検討した. 2) 17年度と18年度の2回, 調査を行った. 両年度とも, 統計的に有意に, 能動的な学習法を肯定する意識の変化が観察された.「講義を聴く」については, 年度により異なる結果を示した. 3) 今回のPBLテュートリアルは, 学習法に対する意識の変化をもたらした可能性がある
ISSN:0386-9644
2185-0453
DOI:10.11307/mededjapan1970.39.267