小グループ学習における適切なグループ構成人数

単一教室で社会医学的課題を題材として行っている小グループ学習において, グループ構成人数の多寡によって考慮すべき要素を探った. 対象学生を4人と6人からなるグループに無作為に割り付け, 学生の学習に対する評価と教師のグループ評価を比較検討した. 少人数のグループ編成をすることで学生のコミットメントの増加が期待された. 一方, 学習に積極的に参加しない学生の対応や良好なグループダイナミックスのために, 教師のより積極的なグループ学習への関与が必要と思われた....

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Published in医学教育 Vol. 31; no. 2; pp. 71 - 75
Main Authors 堤, 明純, 石竹, 達也, 的場, 恒孝
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本医学教育学会 25.04.2000
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Summary:単一教室で社会医学的課題を題材として行っている小グループ学習において, グループ構成人数の多寡によって考慮すべき要素を探った. 対象学生を4人と6人からなるグループに無作為に割り付け, 学生の学習に対する評価と教師のグループ評価を比較検討した. 少人数のグループ編成をすることで学生のコミットメントの増加が期待された. 一方, 学習に積極的に参加しない学生の対応や良好なグループダイナミックスのために, 教師のより積極的なグループ学習への関与が必要と思われた.
ISSN:0386-9644
2185-0453
DOI:10.11307/mededjapan1970.31.71