高齢者に配慮した案内標識の改善及び効果分析

近年の逆走や事故の増加といった高齢運転者の課題解決のために,先行研究では,被験者による高速道路の実走行調査を行い,高齢ドライバーの運転特性に配慮した案内標識の改善等を提案した.本稿では,その後実行された改善提案の具体化を示すと共に,対策効果に関してETC2.0プローブデータを用いて検証した結果,本線料金所手前300m箇所において,急制動の回数が6%減少したことを明らかにした....

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Bibliographic Details
Published in交通科学 Vol. 53; no. 2; pp. 8 - 11
Main Authors 佐藤, 久長, 金澤, 弘明, 山本, 航, 西田, 匡志
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 交通科学研究会 31.07.2023
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ISSN0288-1985
2435-2365
DOI10.34398/kokaken.53.2_8

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Summary:近年の逆走や事故の増加といった高齢運転者の課題解決のために,先行研究では,被験者による高速道路の実走行調査を行い,高齢ドライバーの運転特性に配慮した案内標識の改善等を提案した.本稿では,その後実行された改善提案の具体化を示すと共に,対策効果に関してETC2.0プローブデータを用いて検証した結果,本線料金所手前300m箇所において,急制動の回数が6%減少したことを明らかにした.
ISSN:0288-1985
2435-2365
DOI:10.34398/kokaken.53.2_8