余寿命評価法の開発と9Cr鋼実機配管への適用

9Cr鋼は同一の負荷条件に対してヒートによってクリープ寿命が一桁程度異なる。現在の寿命評価法は安全側に対処するために,全てのヒートに対して99%信頼下限特性を用いている。そこで,微小サンプル技術を活用することでヒートによるクリープ寿命特性の差異を考慮可能な余寿命評価法を開発した。本稿では,この余寿命評価法の概要とUSCプラント配管への適用事例について述べる。...

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Published in火力原子力発電大会論文集 Vol. 73; no. 2; pp. 65 - 71
Main Authors 屋, 口 正 次, 加古, 謙 司, 金井, 雅 之, 山, 田 進
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 火力原子力発電技術協会 18.02.2022
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ISSN2187-929X
2187-929X
DOI10.14942/tenpes.73.65

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Summary:9Cr鋼は同一の負荷条件に対してヒートによってクリープ寿命が一桁程度異なる。現在の寿命評価法は安全側に対処するために,全てのヒートに対して99%信頼下限特性を用いている。そこで,微小サンプル技術を活用することでヒートによるクリープ寿命特性の差異を考慮可能な余寿命評価法を開発した。本稿では,この余寿命評価法の概要とUSCプラント配管への適用事例について述べる。
ISSN:2187-929X
2187-929X
DOI:10.14942/tenpes.73.65