高等教育におけるルーブリック普及のためのリファレンスルーブリック(R2)の作成と導入後の科目ルーブリックとの比較

神戸常盤大学では、2017年度から年次進行で4年間をかけ、全科目のシラバスにルーブリックを明示した。その際、教員がルーブリックを作成する際の参考になるよう、リファレンスルーブリック(R2)を策定し提示した。本研究では全科目のシラバスにルーブリックを明示するために何を行なったかを述べる。また、科目シラバスにおけるルーブリックの最適化を評価するため、「神戸常盤大学・重要他集団(SOGRs)」が、Eduinformaticsに基づき、機械学習によるR2と科目ルーブリックの類似度評価というエビデンスに基づく検証を行った。...

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Published in学習分析学 Vol. 7; no. 1; pp. 1 - 13
Main Authors 甲矢, 浩喜, 大森, 雅人, 伊藤, 響, 北松, 淳平, 國崎, 大恩, 桐村, 文豪, 村上, 勝彦, 野田, 育宏, 伊藤, 彰, 高松, 邦彦, 近藤, みづき, 西山, 慶太, 岸田, あおい, 中田, 康夫, 伴仲, 謙欣, 光成, 研一郎, 小崎, 遼介
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 特定非営利活動法人 学習分析学会 01.03.2024
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ISSN2436-6862
DOI10.51034/jasla.7.1_1

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Summary:神戸常盤大学では、2017年度から年次進行で4年間をかけ、全科目のシラバスにルーブリックを明示した。その際、教員がルーブリックを作成する際の参考になるよう、リファレンスルーブリック(R2)を策定し提示した。本研究では全科目のシラバスにルーブリックを明示するために何を行なったかを述べる。また、科目シラバスにおけるルーブリックの最適化を評価するため、「神戸常盤大学・重要他集団(SOGRs)」が、Eduinformaticsに基づき、機械学習によるR2と科目ルーブリックの類似度評価というエビデンスに基づく検証を行った。
ISSN:2436-6862
DOI:10.51034/jasla.7.1_1