クズ(Pueraria lobata (Willd.) Ohwi.)登攀茎の生長と莢生産

クズの登攀茎の生態的特性を解明するため,播種から16か月経過したクズ幼苗を野外条件下で育成し,登攀茎の生育を2年間に亘って観察した。その結果,登攀茎の長さは1 年目(幼苗移植4 か月後)に4.8 m,2 年目(幼苗移植15 か月後)に16.8 mに達すること,また,登攀茎の本数および茎葉新鮮重は登攀茎の下方で,莢の数は登攀茎の上方で増大することが判明した。...

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Published in日本緑化工学会誌 Vol. 43; no. 4; pp. 620 - 622
Main Authors 小笠原, 勝, 岡崎(田中), 麻衣子, 塙, 勝太
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本緑化工学会 31.05.2018
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ISSN0916-7439
0916-7439
DOI10.7211/jjsrt.43.620

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Summary:クズの登攀茎の生態的特性を解明するため,播種から16か月経過したクズ幼苗を野外条件下で育成し,登攀茎の生育を2年間に亘って観察した。その結果,登攀茎の長さは1 年目(幼苗移植4 か月後)に4.8 m,2 年目(幼苗移植15 か月後)に16.8 mに達すること,また,登攀茎の本数および茎葉新鮮重は登攀茎の下方で,莢の数は登攀茎の上方で増大することが判明した。
ISSN:0916-7439
0916-7439
DOI:10.7211/jjsrt.43.620