短時間データに基づく9Cr鋼長時間クリープ寿命の推定法

微小サンプルによる余寿命評価法を実機に適用する際には，試験時間の制約という観点から寿命に関して大幅な外挿を伴うという課題がある。本研究では9Cr鋼長期使用材を対象として，短時間試験データから長時間クリープ寿命を推定する方法について検討したところ，主破断曲線の形状は材料のヒート間差によらず一つと見なせることが分かった。この特徴に基づき，短時間データ１点から長時間クリープ寿命を推定できる手法を提案した。...

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Published in火力原子力発電大会論文集 Vol. 73; no. 2; pp. 59 - 64
Main Authors 屋, 口 正 次, 金, 井 雅之
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 火力原子力発電技術協会 18.02.2022
Subjects
9Cr鋼
ヒート間差
主破断曲線
微小サンプル
短時間クリープデータ
長時間クリープ寿命
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ISSN2187-929X
2187-929X
DOI10.14942/tenpes.73.59

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Summary:微小サンプルによる余寿命評価法を実機に適用する際には，試験時間の制約という観点から寿命に関して大幅な外挿を伴うという課題がある。本研究では9Cr鋼長期使用材を対象として，短時間試験データから長時間クリープ寿命を推定する方法について検討したところ，主破断曲線の形状は材料のヒート間差によらず一つと見なせることが分かった。この特徴に基づき，短時間データ１点から長時間クリープ寿命を推定できる手法を提案した。
ISSN:2187-929X
2187-929X
DOI:10.14942/tenpes.73.59