中部地方の野生鳥類の消化管内から得られた寄生蠕虫類

1999年から2007年にかけて,中部地方産の野鳥19種21個体から吸虫,条虫各1種,線虫23種,鉤頭虫2種を得た.8種の線虫と2種の鉤頭虫を種まで同定した。トラツグミから得られたPorrocaecum ensicaudatumは新宿主報告および国内初報告となった。オオコノハズクからのThominx tenuissima,トラツグミのDispharynx emberizaeも新宿主報告となった。...

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Published in日本野生動物医学会誌 Vol. 18; no. 1; pp. 33 - 39
Main Authors 井澗, 美希, 須藤, 明子, 坪田, 敏男, 横畑, 泰志, 齊藤, ゆうこ, 天木, 亮太, 寺口, 知子, 矢田, 新平
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本野生動物医学会 2013
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ISSN1342-6133
2185-744X
DOI10.5686/jjzwm.18.33

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Summary:1999年から2007年にかけて,中部地方産の野鳥19種21個体から吸虫,条虫各1種,線虫23種,鉤頭虫2種を得た.8種の線虫と2種の鉤頭虫を種まで同定した。トラツグミから得られたPorrocaecum ensicaudatumは新宿主報告および国内初報告となった。オオコノハズクからのThominx tenuissima,トラツグミのDispharynx emberizaeも新宿主報告となった。
ISSN:1342-6133
2185-744X
DOI:10.5686/jjzwm.18.33