健康科学大学リハビリテーションクリニックにおける小児心理臨床の活動報告(2017 年度)

健康科学大学リハビリテーションクリニックにおける2017年度の小児心理臨床の活動について報告した。ASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けた子どもたちが最も多かった。ASDは対人関係に課題を抱えやすく,当人はもちろん親への心理的支援が欠かせないことから心理相談の役割の重要性が浮き彫りとなった。一方,山梨県東部・富士五湖地域においては専門療育及び総合的な心理的支援を行う機関が限られており,広範囲な地域から来院している実態が明らかになった。...

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Published in健康科学大学紀要 Vol. 15; pp. 55 - 59
Main Authors 瀧口, 綾, 鈴木, 真吾, 高田, 毅
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 健康科学大学 2019
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Summary:健康科学大学リハビリテーションクリニックにおける2017年度の小児心理臨床の活動について報告した。ASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けた子どもたちが最も多かった。ASDは対人関係に課題を抱えやすく,当人はもちろん親への心理的支援が欠かせないことから心理相談の役割の重要性が浮き彫りとなった。一方,山梨県東部・富士五湖地域においては専門療育及び総合的な心理的支援を行う機関が限られており,広範囲な地域から来院している実態が明らかになった。
ISSN:1882-5540
2433-4634
DOI:10.24582/bhsu.15.0_55