トランスレーショナルリサーチの実践 知行合一を座右の銘として

「行わないのだから, 知らないのも同じだ. 何事でもすべて知行合一でなければいけない. 」 <勝海舟・氷川清話> 知行合一は, 中国の明の時代に, 王陽明がおこした陽明学の命題のひとつです. 「知は行の始なり, 行は知の成るなり(知ることは行為の始めであり, 行為は知ることの完成である)」, 「行動を伴わない知識は未完成である」とも言い表されます(出典: ウィキペディア). 私は, 大阪大学医学部附属病院・大阪府立病院(現・大阪府立急性期・総合医療センター)で, 内科医・循環器内科医としてのトレーニングを受けました. その後, 大学院生・ポスドク・海外留学先で, 心筋虚血再灌流障害...

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Bibliographic Details
Published in心臓 Vol. 51; no. 1; p. 1
Main Author 南野, 哲男
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益財団法人 日本心臓財団 15.01.2019
日本心臓財団・日本循環器学会
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ISSN0586-4488
2186-3016
DOI10.11281/shinzo.51.1

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Summary:「行わないのだから, 知らないのも同じだ. 何事でもすべて知行合一でなければいけない. 」 <勝海舟・氷川清話> 知行合一は, 中国の明の時代に, 王陽明がおこした陽明学の命題のひとつです. 「知は行の始なり, 行は知の成るなり(知ることは行為の始めであり, 行為は知ることの完成である)」, 「行動を伴わない知識は未完成である」とも言い表されます(出典: ウィキペディア). 私は, 大阪大学医学部附属病院・大阪府立病院(現・大阪府立急性期・総合医療センター)で, 内科医・循環器内科医としてのトレーニングを受けました. その後, 大学院生・ポスドク・海外留学先で, 心筋虚血再灌流障害や心不全進展の機序に関する基礎研究を行いました.
ISSN:0586-4488
2186-3016
DOI:10.11281/shinzo.51.1