放射性同位元素を用いたスライバむら試驗機

研究目的放射性元素から放射されるβ線の物質透過後の強度は吸牧物質の厚さと簡単な関係にあるこどを利用し、従来から測定の困難であつたスライバ質量むらを連続的に測定する試験機を試作するを目的とした研究である。研究結果試作実験の結果、この方法によるスライバ質最むらの測定が可能であり、更に他の測定法に見られぬ特微をも有する。現在の段階においては、放射能検出器についての問題から、試料の送り速度にある程度制限は受けるが、実用に供し得るものと思う。...

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Published in繊維機械學會誌 Vol. 6; no. 9; pp. 553 - 557
Main Authors 久田, 太郎, 安藤, 国輔, 野嵜, 長二, 上西, 時司, 渡辺, 鐶
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 社団法人 日本繊維機械学会 1953
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Summary:研究目的放射性元素から放射されるβ線の物質透過後の強度は吸牧物質の厚さと簡単な関係にあるこどを利用し、従来から測定の困難であつたスライバ質量むらを連続的に測定する試験機を試作するを目的とした研究である。研究結果試作実験の結果、この方法によるスライバ質最むらの測定が可能であり、更に他の測定法に見られぬ特微をも有する。現在の段階においては、放射能検出器についての問題から、試料の送り速度にある程度制限は受けるが、実用に供し得るものと思う。
ISSN:1883-8715
DOI:10.4188/transjtmsj1948.6.553