13カ月の経過で自然寛解した特発性尿崩症の1例

13カ月の経過で自然寛解した特発性尿崩症を報告する.症例は女性, 10年前37才の時に突然多尿が出現,中枢性尿崩症とする以外に諸検査に異常所見なく特発性尿崩症と診断した.加療により尿量はコントロールされていた.発症13カ月後に加療が中断されたが無症状であった.中止後4カ月目での検査に異常なく, 9年後の再検査でも同様で,現在無症状に経過している....

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Published in日本内科学会雑誌 Vol. 78; no. 4; pp. 565 - 566
Main Authors 大島, 喜八, 岡田, 秀一, 小内, 亨, 馬原, 充彦, 小林, 節雄, 小林, 功, 片貝, 重之
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本内科学会 1989
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Summary:13カ月の経過で自然寛解した特発性尿崩症を報告する.症例は女性, 10年前37才の時に突然多尿が出現,中枢性尿崩症とする以外に諸検査に異常所見なく特発性尿崩症と診断した.加療により尿量はコントロールされていた.発症13カ月後に加療が中断されたが無症状であった.中止後4カ月目での検査に異常なく, 9年後の再検査でも同様で,現在無症状に経過している.
ISSN:0021-5384
1883-2083
DOI:10.2169/naika.78.565