大学における必携デバイスに関する一考察 タブレット必携化の取組を踏まえて
鹿屋体育大学では2015年からの学部新入生を対象にタブレットの必携化を行っている.一般に大学における必携化施策ではPCが指定されることが多く,タブレットの事例は少ない.そこで本稿では,鹿屋体育大学におけるタブレット必携化に関して,仕様の変遷と学生のデバイス導入状況,さらに大学の支援体制や授業における利用状況などを示しつつ,大学における必携デバイスとしてのタブレットの是非について考察する.鹿屋体育大学においてタブレットは,学生の携帯率も高く,LMSを含め授業等で広く利用されていた.2020年前期の遠隔授業においてもタブレットは多く利用されており,今後も活用できるデバイスであると考えられた....
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Published in | 学術情報処理研究 Vol. 24; no. 1; pp. 28 - 35 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
国立大学法人 情報系センター協議会
01.12.2020
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Subjects | |
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ISSN | 1343-2915 2433-7595 |
DOI | 10.24669/jacn.24.1_28 |
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Summary: | 鹿屋体育大学では2015年からの学部新入生を対象にタブレットの必携化を行っている.一般に大学における必携化施策ではPCが指定されることが多く,タブレットの事例は少ない.そこで本稿では,鹿屋体育大学におけるタブレット必携化に関して,仕様の変遷と学生のデバイス導入状況,さらに大学の支援体制や授業における利用状況などを示しつつ,大学における必携デバイスとしてのタブレットの是非について考察する.鹿屋体育大学においてタブレットは,学生の携帯率も高く,LMSを含め授業等で広く利用されていた.2020年前期の遠隔授業においてもタブレットは多く利用されており,今後も活用できるデバイスであると考えられた. |
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ISSN: | 1343-2915 2433-7595 |
DOI: | 10.24669/jacn.24.1_28 |